4ご存じですか? アラベスクが苦手なら肩まわりのトレーニングも必要です。

こんにちは。

大人バレリーナの白須絵里子(しらすえりこ)です。

発表会まであと2ヶ月。

順調に仕上がって欲しいところだけれど、

何度練習しても出来ないところがある。

 

それは

 

軸足をカラダの下について、

反対側の脚を後ろに出すアラベスク

 

 

そもそも左側軸のアラベスクは苦手です。

どうしてもカラダが左外側に倒れてしまう。

これって、

胴体を斜めに走っている腹斜筋が弱かったり

左右のバランスが悪いのよね。

 

で、腹斜筋のトレーニングをしたけれど、

あまり効果が出ない。

 

 

自分の苦手なこと誰かに修正してもらわないと

正しい動きはできないもの。

ましてや、

大人バレリーナ(大人からバレエを始めた人)は

バレエの動きだけを

ただひたすらにバレエの練習してもだめな場合が多いのです。

 

それは、バレエをするための筋肉がついていないからです

子どもの時からバレエをしている人は長い時間をかけて

筋肉がついているんです。

何が足りなくて、やり方がまずくてできないのか?

そこでいつもピラティスの勉強会でお世話になっている

I先生に質問しました。

事前に自分でトレーニングしているところを伝え、

何に困っているかを伝えました。

 

私は普段から、バレエのレッスンを受けるために

ピラティスで1時間程ウォーミングアップをしています。

 

40代の頃は、簡単なストレッチをするだけでしたが、

50代になってからは

ピラティスでカラダの準備をしなければ

怪我をしそうです。

また股関節、肩甲骨を動かせなくて、

レッスンが不完全燃焼になってしまいます。

 

だからといって、上手なわけではありませんが、

少なくとも事前に十分準備をしてレッスンを受ける

先生が直してくれる時に、ある程度カラダを自由に動かせます

 

ピラティスをしてからレッスンを受けると、引き上げも意識できます。

 

バリエーションの練習で

誰もが先生から注意をされているのが、

引き上げが足りない、お腹が落ちていること。

 

一瞬は引き上がっても、それを持続させることはとても難しい。

トゥシューズを履いて

フルポワントで立った時、お腹を引き上げていないと、

カラダの重み、体重が全て足にかかってしまいます。

 

リラの精の踊りは、片脚を高く上げ、移動することが多い。

私が最初に行ったトレーニングは脚、足首の強化でした。

バレエのレッスンは週3回。

レッスン以外の日もピラティス専用のマシンを使って

脚の強化をしました。

太ももの内側、後ろ側、つまり内転筋、ハムストリングス、

ルルベ

つま先立ちに必要なふくらはぎの筋肉。

 

脚の筋肉を強化すると、最初は出来なかった、

斜め前、上にむかって脚を振り上げる振りが

できるようになってきました。

 

しかし

右脚を横へついてアチチュード、

左を軸足にして、

反対の脚を後ろにだすアラベスクが出来ません

 

何度やってもカラダが左側に倒れてしまいます。

そこで足だけでなく、肩が上がらないように背中の筋肉をきたえ、

体幹のトレーニングもしましたが、

今ひとつ効果がありません。

 

そこでI先生にお願いしたわけです。

レッスンが始まって、早速先生に

“こんな振付です”

と、みていただきました。

先生が仰るには、

“脚の動きがそんなにダイナミックで大きいなら、

その動きに振られないように、

上肢、つまり腕、肩甲骨周りの強化が必要ね!”

ということでした。

 

すでに、脚の強化は出来ているので、

これからは先に肩甲骨周りのトレーニングをしてから

脚のトレーニングをする。

 

アラベスクではカラダが横に倒れないように、“背中を長く使う”

トレーニングをしました。

 

肩まわりだけで10種類程、脚のトレーニングを数種類。

あっと言う間の60分でした。

 

これから1ヶ月、肩まわり

の順番でトレーニングします。

 

 

最後にまとめますと、

 

バレエで

ダイナミックに脚を動かして片脚バランスをするときは、

脚を強化するトレーニングだけでなく

肩周りのトレーニングも必要。

 

肩周りの筋肉がしっかりして腕を上、横に伸ばせるから

脚も腕に釣り合うように伸ばせる、上がる。

 

ある程度脚が強化できている場合は

肩周り→脚

の順番でトレーニングをすると効果的

 

実際このあと、4~5日続けて

肩周り→脚の順番でトレーニングを続けたところ

カラダも軽くなり、疲れにくくなってきました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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